こんにちは！

ここではハンドブロックプリントの魅力や特徴などをまとめています。

ハンドブロックプリントの生地を見たことも触れたことも無いという方も、そうでない方にもご参考になるとうれしいです。

ハンドブロックプリントとは、手彫りの木版を使って人の手で布に染料を押し付けていくインドの伝統工芸です。

複雑な色柄になると、たくさんの木版を作って一色ずつ染料を重ねていくため、気が遠くなるような工程になりますが、

すべての工程が人の手で行われるため、機械で均一にプリントされたものとは異なり、ハンドメイドならではの優しい風合いが生み出されます。

全ての工程をハンドメイドで行うため、中にはインクの濃淡があったり、かすれているところがあったり微妙に位置がずれていたりします。

それがハンドメイドならではの風合い、ブロックプリントでしか出せない独特の特徴、とお考えいただけるととってもうれしいです。

当店で取り扱っている生地から参考となりそうな画像を掲載します。

すべての生地がこういうものではありませんが、そういうものもあるのね、ということをご理解いただけますと幸いです。

・汚れ

製造過程でこういったシミというか汚れのようなものが部分的についてしまうことがあるようなんです。

遠くからだとわかりにくいのですが目立つものを掲載いたします。

・カスレ

木版の染料にムラが出てしまうこともあるようです。これもハンドメイドならではの味わいですね。

・ズレ

木版と木版のつなぎ目であったり、色の違う木版を重ねる際にどうしても微妙に位置がずれてしまうことがあるようです。

機械のプリントにはないあたたかみを感じますね。

・ハネ、色のにじみ

木版のインクがハネたり、にじんでしまうこともあるようです。こちらもハンドメイドならではととらえていただけるとうれしいです。

掲載している画像は一部で、細かく探すとキリがないのかもしれませんが、すべての生地がこういった状態というわけではありません。

可能な限り商品説明の中に記載してまいりますが、小さなズレやインクのにじみなども

ハンドメイドならではの味わいとして受けとめていただき、一点ものとしての深みを増す

温かいアクセントだと思っていただけるとうれしいです。

魅力はなんと言っても、人の手が生み出すぬくもりと手仕事でつくられた世界で一枚だけの生地ということ。

使っていると少しずつ色落ちしてきますが、徐々に自分になじんできてくれているような気がして、ますます愛着がわいてくるかなと思います。

ハンドブロックプリントの生地を、みなさまの普段のちょっとしたよろこびや満足感に、

すこしでもお役立ていただけますと幸いです。